預貯金額とは?貯金との違いと正しい確認方法をわかりやすく解説
あなたは「預貯金額って結局なに?」と書類を前に手が止まったことはありませんか?
結論、預貯金額とは銀行や郵便局などに預けているお金の合計額のことです。
この記事を読むことで、預貯金額の正しい意味や調べ方、申請書類での書き方までスッキリわかるようになりますよ。
ぜひ最後まで読んでください。
1.預貯金額とは何か
預貯金額の基本的な意味
預貯金額とは、銀行などの金融機関に預けている「預金」と、ゆうちょ銀行や農協などに預けている「貯金」を合わせた金額のことを指します。
つまり、自分が今どれだけのお金を金融機関に預けているかを表す総称が「預貯金額」です。
申請書類や行政の窓口でよく使われる言葉ですが、日常会話ではあまり使わないため、初めて目にすると戸惑う方も多いです。
実際には「今いくら銀行に入っているか」をそのまま答えればよいだけなので、難しく考える必要はありません。
「預金」と「貯金」の違い
「預金」と「貯金」は意味としてはほぼ同じですが、使われる金融機関によって呼び方が異なります。
- 預金:銀行、信用金庫、信用組合などに預けたお金
- 貯金:ゆうちょ銀行(郵便局)、農協(JA)、漁協などに預けたお金
つまり、どちらも「金融機関に預けているお金」という点では同じ意味であり、預貯金額を計算するときはこの両方を合計します。
| 用語 | 主な取扱機関 | 意味 |
|---|---|---|
| 預金 | 銀行・信用金庫など | 金融機関に預けたお金 |
| 貯金 | ゆうちょ銀行・JAなど | 金融機関に預けたお金 |
言葉の違いを気にするより、「自分の手元にないが、いつでも使えるお金」と捉えると理解しやすくなります。
預貯金額に含まれるものの範囲
預貯金額に含まれるのは、基本的に普通預金・定期預金・貯金口座にあるお金です。
具体的には次のようなものが対象になります。
- 普通預金口座の残高
- 定期預金の金額
- 貯蓄預金の残高
- ゆうちょ銀行の通常貯金・定期貯金
一方で、現金(タンス預金)や株式、投資信託、生命保険の積立部分などは、預貯金額には含まれないケースが多いため注意が必要です。
申請書類によって範囲の定義が異なる場合もあるため、不明な場合は提出先に確認するのが安心です。
預貯金額が使われる場面(書類・申請など)
預貯金額という言葉は、日常生活の中でも次のような場面で登場します。
- 保育園・幼稚園の入園申込書
- 奨学金や給付金の申請書
- 賃貸契約時の入居審査書類
- 介護保険や生活保護などの行政手続き
これらの書類では、世帯の経済状況を把握するための判断材料として預貯金額の記入が求められます。
正確な金額を把握していないと記入に戸惑ってしまうため、事前に確認しておくとスムーズです。
2.預貯金額の確認方法

銀行口座の残高から確認する方法
最も基本的な確認方法は、各銀行口座の残高をそれぞれ確認することです。
ATMで残高を表示させたり、窓口で残高証明書を発行してもらうことでも確認できます。
複数の口座を持っている場合は、口座ごとに残高をメモしておくと、合計額の計算がしやすくなります。
金融機関によって表示方法が異なるため、普通預金と定期預金が別々に表示されるケースもあるので見落とさないようにしましょう。
通帳・Web口座で確認するポイント
通帳がある場合は、最新の取引が記載されたページの残高欄を確認すれば、その時点での金額がわかります。
最近はネットバンキングを利用している方も多く、Web口座にログインすればリアルタイムの残高を確認できます。
- 通帳の最終ページの残高を確認する
- ネットバンキングにログインし、トップ画面の残高を確認する
- 定期預金がある場合は別タブ・別ページで確認する
Webアプリの場合は反映に時間差が生じることもあるため、直近の取引がある場合は数日待って確認すると確実です。
複数の金融機関がある場合の合計の出し方
複数の銀行や郵便局に口座を持っている場合は、それぞれの残高を合計することで預貯金額を算出します。
| 金融機関 | 預金種別 | 残高(例) |
|---|---|---|
| A銀行 | 普通預金 | 300,000円 |
| B銀行 | 定期預金 | 500,000円 |
| ゆうちょ銀行 | 通常貯金 | 200,000円 |
| 合計 | – | 1,000,000円 |
このように一覧表にまとめると、申請書類への記入時にも漏れなく対応できます。
口座が多い方は、エクセルやメモアプリで定期的に記録しておくと管理がぐっと楽になります。
家族の預貯金額を確認する際の注意点
世帯全体の預貯金額が求められる場合、家族それぞれの口座も合算する必要があります。
特に保育園の入園審査や生活保護の申請などでは、世帯主だけでなく配偶者や同居家族の預貯金額も対象になることが一般的です。
- 配偶者の口座残高も確認しておく
- 子ども名義の口座がある場合は申請要件を確認する
- プライバシーに配慮し、事前に家族へ確認の旨を伝える
家族の口座情報は本人以外が直接確認できない場合もあるため、早めに声をかけて協力してもらうことが大切です。
3.預貯金額が必要になる具体的なケース

保育園・幼稚園の入園申請での記入例
保育園の入園申請では、保育の必要性や利用調整のために世帯の経済状況を把握する目的で預貯金額の記入を求められることがあります。
ただし、すべての自治体で必須というわけではなく、収入証明や課税証明で十分とされる場合も多いです。
記入が必要な場合は、申請時点での口座残高の合計を記載するのが基本です。
正確な数字がわからない場合は、申請窓口に「おおよその金額でよいか」を確認すると安心です。
奨学金や助成金申請での記入例
奨学金や助成金の申請では、家計の状況を判断する材料として預貯金額の記入欄が設けられていることがあります。
- 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金申請
- 自治体独自の教育助成金
- 緊急時の生活支援金申請
これらの申請では、申請日に近い時点での残高を記入するのが一般的です。
虚偽の記載は審査結果に影響するだけでなく、後々のトラブルにつながる可能性もあるため、必ず正確な金額を確認してから記入しましょう。
確定申告や相続手続きでの記入例
確定申告では、預貯金そのものに直接税金がかかるわけではありませんが、相続が発生した場合は預貯金額が相続税の計算対象になります。
相続の際は、被相続人(亡くなった方)の全口座の残高証明書を金融機関から取得し、死亡日時点の金額を確定させる必要があります。
- 各金融機関に残高証明書を依頼する
- 死亡日時点の残高を基準に計算する
- 複数の口座がある場合はすべて合算する
相続手続きは時間がかかることが多いため、早めに金融機関へ連絡を入れておくとスムーズに進められます。
賃貸契約や住宅ローン審査での記入例
賃貸契約や住宅ローンの審査では、入居後・返済中に支払い能力があるかを判断する材料として預貯金額を確認されることがあります。
特に住宅ローンの場合は、頭金や緊急時の備えとしての預貯金額を重視する金融機関も少なくありません。
審査書類に記入する際は、申込時点での口座残高を正確に記載し、必要であれば残高証明書の提出を求められることもあります。
実態と異なる金額を記入すると審査に悪影響を及ぼす可能性があるため、正直に申告することが大切です。
4.預貯金額に関するよくある疑問

預貯金額に株式や保険は含まれるのか
基本的に、株式や投資信託、生命保険の積立部分は預貯金額には含まれません。
これらは「資産」ではあるものの、預貯金とは異なる金融商品として扱われるためです。
ただし、申請書類によっては「資産」として別途記入を求められる場合があるため、申請先の指示を必ず確認しましょう。
- 預貯金:銀行・ゆうちょなどの口座残高
- 資産:株式、投資信託、不動産、保険の積立部分など
この違いを理解しておくことで、書類記入時の混乱を防げます。
預貯金額を少なく見せたい場合の注意点
審査や申請を有利に進めたいという気持ちから、預貯金額を少なく記入したくなる方もいるかもしれません。
しかし、残高証明書の提出を求められた場合に金額が一致しないと、申請自体が無効になるリスクがあります。
特に行政手続きでは、不正な記載が発覚した場合に給付の取り消しや返還を求められることもあるため、正確な金額を記入することが何より重要です。
不安がある場合は、ありのままの状況を窓口で相談する方が結果的に良い対応をしてもらえることが多いです。
預貯金額の記入を間違えた場合の対応
記入後に金額の誤りに気づいた場合は、できるだけ早く提出先に連絡し、訂正の手続きを行うことが大切です。
多くの申請窓口では、誤記入があった場合の訂正方法を案内してくれます。
- 提出前に気づいた場合:二重線で訂正し訂正印を押す、または書き直す
- 提出後に気づいた場合:速やかに窓口へ連絡し指示を受ける
故意でない誤りであれば大きな問題になることは少ないため、慌てずに正しい手順で訂正するようにしましょう。
夫婦・世帯での預貯金額の考え方
夫婦や世帯単位での預貯金額が求められる場合、名義に関わらず世帯全体の口座残高を合算するのが一般的な考え方です。
ただし、申請の種類によっては「世帯主のみ」「18歳以上の家族全員」など対象範囲が異なることもあります。
夫婦であっても口座の内容をすべて把握していないケースは少なくないため、申請前に一度お互いの状況を確認し合うことをおすすめします。
まとめ
- 預貯金額とは、銀行などの「預金」とゆうちょ・JAなどの「貯金」を合計した金額のこと
- 株式や保険の積立部分は基本的に預貯金額には含まれない
- 確認方法は通帳・ネットバンキング・残高証明書などがある
- 複数口座がある場合はすべて合算して記入する
- 保育園入園・奨学金申請・相続・住宅ローン審査など多くの場面で必要になる
- 世帯での申請では家族の口座も対象になることが多い
- 記入を誤った場合は早めに訂正の連絡をすることが大切
- 正確な金額を記入することが、後のトラブルを防ぐ最大のポイント
預貯金額は普段意識することが少ない言葉ですが、いざ書類に記入するときに困らないよう、この記事を参考にしてご自身やご家族の状況を一度確認してみてくださいね。
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