ZEH住宅にするメリットやデメリットは?体験を交えて紹介!

ZEH住宅にするメリットやデメリットって、いまいち分かりませんよね。

住宅メーカーの営業マンに聞いても、難しい話しばっかりで理解できないし。

国がZEH住宅を推し進めているのはわかるけど、ZEH住宅にした体験も聞けないし。

これから新築しようとしている場合は、ZEH住宅についていろんな疑問がわいてくるものですね。

ここでは、ZEH住宅にするメリットやデメリットなどについて、一条工務店でZEH申請をした体験を交えて、ご紹介していきます。

スポンサードリンク

ZEH住宅にするメリットは?

我が家は、平成28年度に一条工務店を通して、ZEH住宅を建てました。

一条工務店のi-smartで、建坪は36坪の平屋住宅です。

太陽光は、余剰買取制で、太陽光パネルは12.3k載っています。

平成28年度に公布された補助金は125万円でしたが、年々下がっているようです。

ZEH住宅にした体験を通して、ZEH住宅にするメリットなどをご紹介いたします。

光熱費を抑えられます。

ZEH住宅は、高断熱・高気密住宅であるため、少ない電気で冷暖房することができます。

下のグラフは、我が家(オール電化)の年間の電気料金を表したものです。

12月から3月にかけて、電気料金が上がっているのは、全室床暖房(ヒートポンプ方式)を使っているからです。

この時の床暖房の設定温度は、27℃にしています。

外の気温が氷点下になるなど、よっぽど寒い時は、28℃に設定しますが、それでも全室22℃くらいに保たれています。

どの部屋に行っても、同じ温度に保たれているので、ヒートショックなどの危険性も少なくなります。

さらに、冬などは、重たい布団をかける必要がなく、毛布一枚で過ごせるのもありがたいですね。

また、夏はリビングに設置した高効率エアコン1台と各部屋に置いてある扇風機で済ませています。

エアコンも、冷房にすることがほとんどなく、除湿である程度涼しくなります。

あとは、扇風機で冷気を拡散させるだけで、快適に過ごせます。

おかげで、夏の電気代も、安くて助かっています。

スポンサードリンク

太陽光発電システムと家庭用蓄電池(エネファーム)でさらに省エネ・創エネです。

太陽光発電システムと家庭用蓄電池(エネファーム)でさらに省エネ・創エネを実現することができます。

・日中は太陽光発電システムで発電した電気を使います。
・家庭用蓄電池(エネファーム)を入れていない場合は、余った電気を売電してお得です。。
・家庭用蓄電池(エネファーム)を入れている場合は、余った電気を蓄電して、夜間や雨の日などに使用できます。
・使う電気が足りない時だけ、電力会社から電気を買うので省エネです。

下のグラフは、我が家の太陽光発電システムの売電価格を表したものです。

我が家の太陽光発電システムは、10kw以下の余剰買取性で、12.3kw(最大限)の太陽光パネルが載っています。

家庭用蓄電池(エネファーム)は入れていません。

太陽光の1kwh当たりの買取価格は、33円で、年間43万円の売電価格になっています。

10年間は、ずっと33円の買取価格になります。

月々36,000円になりますので、電気や水道などの1か月の光熱費を払ってもおつりが出る計算です。

健康に暮らせます。

ZEH住宅は、高断熱・高気密なため、夏涼しく、冬温かい家が実現できます。

冬は、床暖房を入れておけば、全室一定の温度を保つことができます。

お風呂やトイレにも床暖房が入っているため、寒くありません。

どの部屋に行っても温度差がないので、ヒートショックなどを防ぐことができます。

また、夏は、1台の高効率エアコンの除湿機能と各室に置いてある扇風機を使うだけです。

日中でも涼しく過ごすことができますので、熱中症対策にもなります。

万が一を考えて、網戸も入れましたが、ほとんど活用していません。

ただ、家の中は快適なんですが、外出するときには注意が必要になります。

家の中にいるときは、シャツ1枚程度でも、夏冬ともに快適に過ごすことができます。

冬の寒い日に外出するときは、なるべく暖かくして、寒暖差をなくすようにしています。

また、夏の暑い日は、帽子をかぶったり、日傘をするなど、熱中症にならないよう心掛けています。

災害にも有利です。

地震や水害などの災害が発生した時は、停電になって、電気が使えなくなる場合があります。

そんな時に、太陽光発電システムや家庭用蓄電池(エネファーム)があれば、有利です。

日中であれば、太陽光発電システムで発電した電気をそのまま利用できます。

停電した時に使うコンセントがひとつ付いているんです。

余った電気は、家庭用蓄電池(エネファーム)に蓄電しておけば、夜間や雨の日でも利用できます。

電気が使えないと、ご飯のに炊きもできませんので、ありがたいですね。

住宅の価値があがります。

住宅の性能を評価する基準の一つに、「BELS(ベルス)」というものがあります。

「BELS(ベルス)」は、建築物省エネルギー性能表示制度のことで、住宅などの省エネ性能を星1つから星5つの5段階で評価する制度です。

一般的な省エネ基準をクリアした住宅は、星2つで評価されています。

それに対して、ZEH住宅は、星4つ~5つの評価を得ることができます。

将来的に、家を売却するときにも、資産価値が高いため、有利に働きます。

補助金がもらえます。

ZEH住宅と蓄電池に対して、申請をすれば、補助金をもらうことができます。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化による住宅における低炭素化促進事業
補助対象 :非営利法人 補助割合:定額
間接補助対象:住宅(戸建、分譲集合、賃貸集合)を建築・改修する者
補助率等 :①及び③定額(70万円/戸)
②定額(上限額:90万円/戸)
※②は①に加えて交付
※蓄電池3万円/kWh(上限額:30万円)を別途補助
事業実施期間:①について:平成30年度~平成31年度
②及び③について:平成30年~34年度(引用元:経済産業省ホームページ)

補助金も申請者が多ければ、予算に限りがありますので、途中で打ち切られる可能性があります。

ZEH住宅にしたい場合は、なるべく早めに申請するようにしましょう。

また、補助金をもらった場合は、一般社団法人環境共創イニシアチブからのアンケートが義務化されます。

地球にもエコです。

ZEH住宅にすることによって、太陽光発電システムで創エネすることができます。

使う電気を極力減らして、創エネした電気で自給自足の生活をする。

そうすることによって、少ない電気で生活することができるようになります。

使う電気が減れば、火力発電等で発電する電力量も減って、結果地球にもエコになるということです。

スポンサードリンク

ZEH住宅にするデメリットは?

ZEH住宅にするメリットを見てきましたが、デメリットはないのでしょうか。

ZEH住宅にするデメリットをまとめてみました。

新築時の建築費用が高くなります。

ZEH住宅にするためには、以下の条件を満たしていないといけません。

・窓や壁、床などの断熱性
・エコキュートやLED照明などの省エネ設備の設置
・太陽光発電システムなどの創エネ性

当然、一般の省エネ基準をクリアした住宅よりも、新築時の建築費用が高くなります。

どのくらいのコストアップになるかは、公表されておりません。

ただ、SII(環境共創イニシアチブ)の審査グループ長の参考になる発言があります。

「多くの家庭が、250万~300万円かけて実際にZEH化を達成している。」

我が家の場合は、太陽光発電システムに392万円(税込)かかりました。

ただ、一条工務店の場合は、夢発電システムと言って、売電から得た収入で払う仕組みが利用できます。

新築時の建築費用を抑えることができるようになっているんですね。

また、エコキュートや床暖房システム、24時間換気システムなどは、標準仕様になっていて、追加費用がかかりません。

窓や壁、床などの断熱も標準仕様になっていたため、助かりました。

設計や建築デザインに制約がある場合があります。

ZEH住宅は、太陽光発電システムを導入しなければなりません。

効率的に発電するためには、太陽光パネルを載せる屋根にも気を付ける必要があります。

一般的なのが片流れの屋根になるんですが、屋根の勾配や向き、位置などの制約を受けます。

我が家の屋根は、12.3kの太陽光パネルを載せる都合上、南向きの片流れになっています。

周りに片流れの家が少ないので、モダンに見えるのではないでしょうか。

あとは、断熱性ですね。

断熱性に大きなウェートを占めるのが窓やドアです。

断熱性を高めるために、窓を小さくしたり、ドアの位置に気を使うなどの制約を受けます。

ただ、一条工務店の場合は、窓に4重サッシを採用しているので、広めの窓でも断熱性が高くなっています。

リビングの掃き出し窓も、2枚引き戸ではなく、3枚引き戸にしても大丈夫でした。

ZEHビルダーに頼まないといけません。

ZEH住宅にするためには、ZEHビルダーに頼まないといけません。

今まで付き合いがあった工務店がZEHビルダーに登録していないと、ZEH申請することができません。

当然、補助金ももらえませんので、お近くのZEHビルダーを探すようになります。

将来的にZEH住宅に導入した設備の維持費用がかかってきます。

ZEH住宅は、目先のメリットばかりに目が行ってしまいがちです。

当然、ZEH住宅にするために導入した設備に対しても、将来的に維持費用が必要になってきます。

将来的に維持費用がかかってくる設備を上げておきますね。

・太陽光発電システム(パワーコンディショナーを含む)
・エコキュート
・高効率エアコン
・24時間換気システム
・全室床暖房シシテム
・LED照明器具

スポンサードリンク

ZEH住宅にするための基準は?

ZEH住宅にするための基準をご紹介します。

断熱性能

断熱性能は、強化外皮基準(UA値の基準値)を使います。

このUA値は、壁や窓から逃げるエネルギーの合計が、住宅の表面積に対してどれほどの割合かを数値化したものです。

UA値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性が高いということになります。

我が家は、一条工務店のi-smartというモデルで建てました。

i-smartのUA値は、0.28W/㎡kです。

北海道や東北のUA値の基準値が0.40になりますので、断熱性能はクリアーしています。

再生可能エネルギーの導入

ZEH住宅は、太陽光発電システムの導入が必須です。

我が家も一条工務店の夢発電システムを導入しました。

一条工務店の夢発電システムは、太陽光の初期投資を抑えることができます。

毎月の売電から発生した収入によって、太陽光発電システムの費用を払っていくというシステムなんです。

約10年くらいで、払い終えるシステムで、しかも無利息です。

初期の建築費用にあまりお金をかけたくないという場合は、一考の余地がありそうですね。

再生可能エネルギーを除いた場合 一次エネルギー消費量削減 20%以上

太陽光発電システムで発電した電気を使わずに、20%以上の省エネを達成しようということです。

20%以上の省エネを達成するためには、省エネを実現するための設備が必要です。

・エコキュート
・高効率エアコン
・24時間換気システム
・全室床暖房システム
・LED照明

再生可能エネルギーを加えた場合 一次エネルギー消費量削減 100%以上

再生可能エネルギーを使って、住宅で使うエネルギーを0以下にしようとすることです。

再生可能エネルギーとしては、以下のものがあります。

・太陽光発電システム
売電を行う場合は余剰買取方式のみです。
全量買取はできませんので、注意してください。

・家庭用蓄電池(エネファーム)
補助金がでます。

ZEH住宅は義務化されるの?

地球温暖化を防ぐためには、ZEH住宅の普及が欠かせません。

そういった意味で、ZEH住宅は今後、義務化されるのでしょうか。

国は、2020年に向けて以下のような取り組みをしています。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。経済産業省では、「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。(引用元:経済産業省・資源エネルギー庁)

ZEH住宅のビルダーは?

ZEH住宅を申請するためには、ZEHビルダーに依頼しないといけません。

平成28年度より、ZEH支援事業(補助金制度)において自社が受注する住宅のうちZEHが占める割合を2020年までに50%以上とする目標を宣言・公表したハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等を「ZEHビルダー」として公募、登録し、屋号・目標値等の公表を行っています。平成30年1月現在、全国のハウスメーカー、工務店を中心に6,303社がZEHビルダー登録を行っています。登録されたZEHビルダーは全都道府県にわたり、以下のURLより都道府県別に検索が可能です。(引用元:経済産業省・資源エネルギー庁)

ZEHビルダー一覧(一般社団法人環境共創イニシアチブホームページ)

ZEH住宅の申請は?

ZEH住宅の申請は、ZEHビルダーに登録している工務店に依頼するようになります。

ZEH住宅の申請時期は、毎年4月から9月までで、一次公募から六次公募まであります。

工務店の営業マンとよく相談して、ZEH住宅の申請をするようにしましょう。

補助金の公募については環境共創イニシアチブで確認してください。

環境共創イニシアチブ

ちなみに、我が家は、二次公募で一条工務店に申請しました。

ZEH住宅の申請費用は、工務店によって違いますが、18万(税抜き)かかりました。

スポンサードリンク

まとめ

ZEH住宅にするメリットやデメリットなどを見てきました。

ZEH住宅は、国が推し進めている住宅であり、今後も増えていくでしょう。

快適性は申し分なく、省エネ性や創エネ性も兼ね備えている住宅です。

ただ、初期の建築費用が高くなるなどのデメリットも考えたうえで、決定されることをお勧めします。

ZEHビルダーに依頼しないといけないという条件付きですが、よく住宅メーカーの営業マンと相談して、より良い家づくりをしてみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です