黒豆餅の作り方|餅つき機で簡単に作れる本格レシピと失敗しないコツ
あなたは「黒豆餅を自宅で作ってみたいけど難しそう」と思ったことはありませんか?結論、餅つき機を使えば黒豆餅は驚くほど簡単に作れます。この記事を読むことで餅つき機での黒豆餅作りの手順から失敗しないコツ、保存方法まで全てがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.餅つき機で作る黒豆餅の基本

黒豆餅とは?その特徴と魅力
黒豆餅は、もち米に黒豆を混ぜ込んで作る伝統的な和菓子です。
もっちりとした餅の食感と、ほっくりとした黒豆の食感が絶妙にマッチしています。
黒豆の優しい甘みと塩味が調和し、お正月だけでなく普段のおやつとしても人気があります。
特に富山県や福井県などの北陸地方では、お正月に欠かせない郷土料理として親しまれています。
市販の黒豆餅も美味しいですが、自宅で作る黒豆餅は格別です。
黒豆の量や塩加減を自分好みに調整できるのが最大の魅力といえるでしょう。
餅つき機を使う黒豆餅作りのメリット
餅つき機を使えば、誰でも簡単に本格的な黒豆餅を作ることができます。
臼と杵を使った伝統的な餅つきは力仕事ですが、餅つき機なら機械が全てやってくれます。
蒸しからつきまでの工程を自動で行ってくれるため、失敗も少なくなります。
所要時間も大幅に短縮でき、準備から完成まで1時間程度で仕上がります。
また、餅つき機なら一定の力で餅をつくため、均一で滑らかな仕上がりになります。
家族全員で楽しめる作業なので、お正月の恒例行事にするのもおすすめです。
必要な材料と道具の準備
黒豆餅作りに必要な材料はとてもシンプルです。
基本の材料は、もち米1.5kg(1升)、乾燥黒豆100g、塩大さじ1~1.5、片栗粉(もち取り粉)適量の4つだけです。
もち米は前日から水に浸けておく必要があります。
黒豆はもち米の約1割程度が目安で、お好みで増やしても構いません。
道具としては、餅つき機、蒸し器、ザル、ボウル、しゃもじ、計量スプーンが必要です。
餅を成形する際には、大きめのバットやのし箱、包丁、ラップも用意しておきましょう。
黒豆の選び方と下処理のポイント
黒豆選びは黒豆餅の味を左右する重要なポイントです。
丹波の黒豆など粒が大きく揃っていて、ツヤのある黒豆を選ぶと香りも味も格別です。
乾燥黒豆を使う場合は、変色や虫食いがないか確認しましょう。
黒豆の下処理方法には、蒸す、煮る、乾煎りするという3つの方法があります。
最も一般的なのは、もち米と一緒に蒸す方法で、黒豆を乾燥状態のまま使用します。
黒豆は必ず蒸す直前に洗うことが重要で、水に長時間浸けると皮が剥がれてしまいます。
2.餅つき機で黒豆餅を作る手順

もち米の浸水と水切りの方法
もち米は前日の夜から水に浸けておくのが基本です。
もち米をザルで洗って、完全に水に浸かるようにたっぷりの水を入れます。
浸水時間は最低でも8時間、できれば一晩(12時間程度)が理想です。
餅つき機に浸水機能がある場合は、それを利用しても構いません。
当日は蒸す前に、もち米をザルにあげて15分程度水切りをします。
水切りが不十分だと、蒸し上がりが水っぽくなってしまうので注意しましょう。
黒豆の処理方法(蒸す・煮る・乾煎り)
黒豆の処理方法によって、餅の仕上がりが変わってきます。
最も簡単なのは乾燥状態のまま蒸す方法で、黒豆を蒸す直前にサッと洗います。
もち米の上に黒豆をのせて一緒に蒸すことで、豆が硬めに仕上がり形も崩れません。
煮る方法は、黒豆を一晩水に浸けてから固めに10分程度茹でます。
茹で上がり15分前に塩を加えると、豆自体に塩味がついて美味しくなります。
乾煎りする方法は、フライパンで弱火で加熱し、香ばしく仕上げる技法です。
もち米を蒸すコツと蒸し時間
もち米の蒸し方が黒豆餅の出来栄えを大きく左右します。
餅つき機の蒸し器に水切りしたもち米を入れ、その上に黒豆をのせます。
もち米で黒豆を挟むように配置すると、黒豆の味がもち米に浸透しやすくなります。
強火で約40分~1時間蒸し、湯気がしっかり上がる状態を保ちます。
蒸し上がりの目安は、濡らした手でもち米の表面を触って手にもち米がつかない状態です。
蒸し上がったら蓋を取り、5分ほど冷ますと餅つき機での作業がしやすくなります。
餅つき機での餅のつき方
蒸し上がったもち米と黒豆を餅つき機に投入します。
まず塩を加えてから、餅つき機のスイッチを入れて6~10分つきます。
しゃもじでもち米をほぐしておくと、早く均一に混ざりやすくなります。
途中で水分が足りないと感じたら、しゃもじに水をつけて少量ずつ足します。
ある程度混ざってきたら、一度スイッチを切って塩加減を味見しておきましょう。
米粒が見えなくなり、表面が滑らかでツヤが出てきたらつき上がりです。
黒豆を混ぜ込むタイミングと方法
黒豆を混ぜ込むタイミングには2つの方法があります。
一つ目は、もち米と一緒に蒸してそのままつく方法で、最も簡単です。
二つ目は、ある程度餅になった状態で黒豆を投入する方法で、豆の形をしっかり残せます。
後から黒豆を入れる場合は、9割程度餅になったタイミングで投入します。
黒豆を入れたら必ずフタをして、豆が飛び散らないように注意しましょう。
10秒~30秒程度こねるだけで、黒豆が餅全体に均一に混ざります。
3.失敗しない黒豆餅作りのコツ

塩加減の決め方と適量の目安
塩加減は黒豆餅の味を決める最重要ポイントです。
基本的な塩の量は、もち米の重さの1%(100分の1)程度が目安となります。
もち米1.5kg(1升)なら、塩は大さじ1~1.5(15~22g程度)が適量です。
人間が生理的においしく感じる塩の濃度は0.9%と言われています。
初めて作る場合は、やや控えめから始めて途中で味見をしながら調整しましょう。
塩を入れすぎると取り返しがつかないので、少しずつ加えるのがコツです。
黒豆が潰れないようにする工夫
黒豆の形を綺麗に保つには、いくつかの工夫が必要です。
乾燥状態のまま蒸すことで、豆に火が通りながら十分な硬さを保てます。
事前に浸水したり煮たりすると、豆が柔らかくなって餅つき機のパワーで潰れてしまいます。
餅をつく時間を長くしすぎないことも重要で、10分以内に留めましょう。
黒豆を後から混ぜる場合は、ほんの数十秒混ぜるだけで十分です。
混ぜすぎると豆が潰れて餅全体がグレーっぽくなるので注意が必要です。
黒豆の皮が剥がれない処理方法
黒豆の皮が剥がれると見た目も食感も悪くなってしまいます。
最も重要なのは、黒豆を蒸す直前まで水に浸けないことです。
水に浸けて時間が経つと皮が剥がれやすくなり、蒸す際に皮が外れてしまいます。
黒豆を洗う場合は、蒸す直前にサッと洗い流す程度にとどめます。
乾燥黒豆を使う場合は、汚れやゴミだけを確認して水気をよくふき取ります。
煮る方法を選ぶ場合でも、固めに茹でることで皮の剥がれを防げます。
餅の取り出し方と成形のポイント
つき上がった餅を綺麗に取り出すのは意外と難しい作業です。
餅つき機を逆さにして、自重で餅を落とす方法が最も簡単です。
回転中に上方向に取り出すと、スムーズに取り出せることもあります。
片栗粉(もち取り粉)をたっぷり敷いた容器に餅を中央に置きます。
二つ折りにしてからナマコ型に伸ばすと、粉が中に入らず綺麗に成形できます。
ラップを敷いた上に餅を乗せて巻きつけると、形を整えやすくなります。
適切な硬さに仕上げるコツ
餅の硬さは水分量で調整できます。
蒸し上がりの水分が多すぎると柔らかく、少なすぎると硬い仕上がりになります。
途中で餅が固そうなら、しゃもじに水をつけて少量ずつ足して調節します。
湯気になって飛んでいった分を補う感覚で、様子を見ながら加えましょう。
つき時間を長くしすぎると、餅から水分が抜けて固くなります。
理想的な硬さは、手で触ると弾力があり、表面がツヤツヤしている状態です。
4.黒豆餅の保存方法と美味しい食べ方

黒豆餅の切り方と保存のコツ
つきたての黒豆餅は柔らかすぎて切れないので注意が必要です。
半日~1日置いてから切り分けるのが基本で、完全に固まるのを待ちます。
包丁は前後に動かさず、上から一気に押し切るときれいに切れます。
包丁の背にタオルを当てると、手が痛くならずに力を入れやすくなります。
8~10cmほどの塊に切ってから、1.5~2cm幅にスライスします。
切り分けた餅は、重ならないように並べて保存することが大切です。
冷凍保存する際の注意点
黒豆餅を長期保存するなら冷凍がおすすめです。
餅を1個ずつラップでぴったりと包み、空気が入らないようにします。
ラップで包んだ餅をまとめて、フリーザーバッグに入れて空気を抜きます。
冷凍庫で保存すれば、約6ヶ月程度は美味しく食べられます。
手作りの餅はカビが発生しやすいので、常温保存は避けましょう。
数日以内に食べる予定なら、冷蔵庫のチルド室での保存も可能です。
焼き餅やお雑煮など美味しい食べ方
黒豆餅の食べ方はバリエーション豊富です。
最もシンプルで人気なのは焼き餅で、トースターで10分ほど焼きます。
外はカリッと、中はもっちりとした食感で、砂糖醤油をつけると絶品です。
お雑煮にする場合は、冷凍状態のまま鍋に入れて煮ることができます。
電子レンジで解凍する場合は、水にくぐらせてから500Wで45秒~1分加熱します。
つきたての柔らかい黒豆餅を、きなこやあんこで食べるのも格別です。
黒豆餅のアレンジレシピ
黒豆餅は様々なアレンジが楽しめます。
餅ピザは、餅をスライスして耐熱皿に並べ、チーズやトマトソースをのせて焼きます。
お汁粉やぜんざいに入れると、黒豆の風味が加わって一層美味しくなります。
フライパンでバターと一緒に焼いて、甘辛く味付けするバター餅風もおすすめです。
揚げ餅にする場合は、薄くスライスしてカラッと揚げて塩を振ります。
グラタンの材料として使うなど、洋風アレンジも意外と相性が良いです。
まとめ
- 黒豆餅は餅つき機を使えば誰でも簡単に作れる伝統的な和菓子である
- 基本材料はもち米、黒豆、塩、片栗粉の4つだけでシンプル
- もち米は前日から水に浸け、当日は水切りを15分程度行う
- 黒豆は蒸す直前に洗い、水に長時間浸けると皮が剥がれるので注意
- 塩の量はもち米の重さの1%が目安で、途中で味見をしながら調整する
- 黒豆を潰さないコツは乾燥状態のまま蒸し、つき時間を10分以内にする
- つき上がった餅は半日~1日置いてから切り分け、包丁は上から一気に押し切る
- 長期保存は冷凍がおすすめで、1個ずつラップに包んでフリーザーバッグに入れる
- 焼き餅、お雑煮、きなこ餅など食べ方のバリエーションが豊富
- 餅ピザや揚げ餅などアレンジレシピでも美味しく楽しめる
自宅で作る黒豆餅は格別の美味しさです。餅つき機があれば失敗も少なく、家族みんなで楽しみながら作ることができます。ぜひこの記事を参考に、美味しい黒豆餅作りにチャレンジしてみてください。
関連サイト
農林水産省 – https://www.maff.go.jp/



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