洗濯機は何年持つ?寿命のサインと長く使うコツを徹底解説
あなたは「洗濯機っていつまで使えるんだろう?」と不安に思ったことはありませんか?結論、洗濯機の平均寿命は約10年ですが、使い方次第で大きく変わります。この記事を読むことで洗濯機の寿命のサイン、修理と買い替えの判断基準、長持ちさせるコツがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.洗濯機の寿命は何年?平均的な使用年数と判断基準

洗濯機の平均寿命は約10年
内閣府が実施した消費動向調査によると、洗濯機の平均使用年数は約10年という結果が出ています。
2023年の調査では、洗濯機を買い替えた世帯の平均使用年数は10.9年でした。
さらに、買い替えた理由の約75〜77%が「故障」によるものです。
つまり、多くの家庭では洗濯機を10年前後使用すると寿命を迎える傾向にあります。
ただし、これはあくまで平均値であり、使用頻度やメンテナンス状況によって大きく変わります。
メーカーが定める標準使用期間は6〜7年
洗濯機本体には「設計上の標準使用期間」が記載されたシールが貼られています。
これは各メーカーが定める安全に使用できる期間の目安で、一般的には6〜7年とされています。
この期間は、JIS規格で定められた標準的な使用条件(温度20度、湿度65%、1日1.5回の洗濯)に基づいて算出されています。
標準使用期間を過ぎると、経年劣化による事故のリスクが高まる可能性があります。
6〜7年を経過した洗濯機に不具合が出始めたら、買い替えを検討する時期と考えてよいでしょう。
部品保有期間からみた寿命の目安
家電メーカーは、製品の修理に必要な部品を一定期間保有することが義務付けられています。
洗濯機の部品保有期間は製造終了から6年間と定められています。
つまり、製造から6年以上経過した洗濯機が故障した場合、修理用の部品がすでに製造されていない可能性があります。
部品がなければ修理ができないため、この期間も寿命を判断する重要な基準となります。
購入後ではなく「製造終了後」である点に注意が必要です。
洗濯機の種類別(縦型・ドラム式)による寿命の違い
縦型洗濯機とドラム式洗濯機では、構造や機能が異なるため寿命にも若干の差があります。
縦型洗濯機は比較的シンプルな構造のため、故障しにくく長持ちする傾向があります。
一方、ドラム式洗濯機は乾燥機能など複雑な機能を搭載しているため、故障のリスクがやや高くなります。
ただし、どちらのタイプも適切なメンテナンスを行えば10年程度は使用できます。
使用頻度が高い家庭では、耐久性を重視して機種を選ぶことも大切です。
2.洗濯機の寿命が近づいているサインと症状

異音がする(ガリガリ、キュルキュルなど)
洗濯中に「ガリガリ」「カラカラ」といった不規則な音がする場合は要注意です。
鍵や小銭などの異物が混入している可能性がありますので、まず洗濯槽内を確認しましょう。
異物がないのに異音がする場合は、内部部品の劣化や破損が考えられます。
「キュルキュル」という音は、モーターからの動力を伝えるベルトの劣化が原因かもしれません。
今まで聞いたことがない音が出るようになったら、販売店やメーカーに相談することをおすすめします。
給水や排水がうまくできない
給水がうまくいかない場合、まず蛇口が開いているか、給水ホースが詰まっていないかを確認してください。
これらに問題がないのに給水できない場合は、洗濯機本体の故障の可能性があります。
排水の場合は、排水ホースや排水口に髪の毛や糸くずが詰まっていないかをチェックしましょう。
詰まりを解消しても排水できない場合は、洗濯機内部の排水弁が故障している可能性が高いです。
給排水トラブルはモーターの故障を示していることも多く、寿命のサインといえます。
脱水や乾燥の効果が弱くなった
脱水後も洗濯物が湿っている、乾燥機能を使っても十分に乾かないといった症状が出たら注意が必要です。
まず、洗濯物を入れすぎていないか、排水フィルターが詰まっていないかを確認しましょう。
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥フィルターに糸くずやゴミが溜まっている可能性があります。
これらを掃除しても改善しない場合は、モーターやヒーターなどの部品が劣化している可能性があります。
特に乾燥機能の低下は、修理費用が高額になることが多いため、買い替えを検討する目安になります。
電源が入らない・途中で止まる
電源が全く入らない、または洗濯の途中で何度も止まる場合は、重大な故障のサインです。
まず、コンセントにプラグがしっかり刺さっているか、ブレーカーが落ちていないかを確認しましょう。
洗濯物の偏りや詰め込みすぎでエラー停止することもありますので、洗濯槽内もチェックしてください。
これらに問題がないのに電源トラブルが続く場合は、内部基板や電子部品の故障が考えられます。
エラー表示が出る場合は取扱説明書で確認し、それでも解決しない場合はメーカーに相談しましょう。
カビ臭いニオイや焦げ臭いニオイがする
洗濯槽から嫌なニオイがする場合、主に2つの原因が考えられます。
カビの発生による臭いは、洗濯槽クリーナーで洗浄することで改善することがあります。
ただし、ひどいカビの場合は洗浄だけでは取り除けないこともあります。
焦げたようなニオイがする場合は非常に危険で、モーターや電気部品の劣化が原因かもしれません。
焦げ臭いニオイがする場合は、すぐに使用を中止してメーカーや専門業者に連絡してください。
電源コードやプラグが熱を持つ
電源コードやプラグを触ったときに、異常に熱くなっている場合は要注意です。
電源コードの内部で銅線が切れている可能性があり、このまま使い続けると火災の危険があります。
電源コードを折り曲げたり、洗濯機の下に敷いたりすると負担がかかり劣化しやすくなります。
電源コードに変色や損傷が見られる場合も、すぐに使用を中止してください。
このような状態は洗濯機の寿命というより安全上の問題ですので、早急に対処が必要です。
水漏れが発生する
洗濯機から水漏れが起きている場合、まず漏れている場所を特定することが重要です。
給水ホースや排水ホースからの水漏れは、ホースの劣化や接続不良が原因のことが多いです。
ホースを交換したり接続し直すことで解決することがほとんどです。
一方、洗濯機本体から水漏れしている場合は、内部部品の破損が考えられます。
本体内部の破損は修理が難しく、費用も高額になるため、買い替えを検討したほうがよいでしょう。
3.修理か買い替えか迷ったときの判断基準

使用年数が6年以上なら買い替えを検討
洗濯機を修理するか買い替えるかの判断で、最も重要な基準は使用年数です。
使用年数が6年未満で保証期間内であれば、修理のほうが費用を抑えられる可能性が高いです。
製造から6年以上経過している場合は、部品の保有期間を過ぎている可能性があります。
仮に修理できたとしても、他の部品も劣化している可能性が高く、また別の故障が発生するリスクがあります。
使用年数が6〜7年を超えている洗濯機は、買い替えを前向きに検討する時期といえるでしょう。
修理費用と新品購入費用の比較ポイント
修理費用が新品購入価格の半額を超える場合は、買い替えたほうが経済的です。
一般的に、モーターや基板などの主要部品の修理は3万円〜5万円以上かかることが多いです。
最新の縦型洗濯機は5万円前後から購入できるため、修理費用との差が小さくなっています。
また、修理しても保証期間は短く、すぐにまた別の箇所が故障する可能性もあります。
長期的なコストパフォーマンスを考えると、買い替えのほうが得策なケースが多いです。
保証期間内かどうかの確認方法
洗濯機を購入したときの保証書を確認して、まだ保証期間内かどうかをチェックしましょう。
一般的なメーカー保証は1年間ですが、家電量販店の長期保証に加入している場合は3〜5年間保証されます。
保証期間内であれば、無償または格安で修理を受けられることが多いです。
保証書や購入時のレシートは、万が一に備えて大切に保管しておきましょう。
保証期間が過ぎている場合は、修理費用と買い替え費用を比較して判断してください。
最新機種の省エネ性能と電気代の違い
古い洗濯機を使い続けるより、最新機種に買い替えることで電気代や水道代が大幅に削減できることがあります。
2006年製と2014年製の洗濯機を比較すると、年間で約7,300円の電気代の差が出るというデータもあります。
10年以上前の洗濯機を使っている場合、省エネ性能が大きく向上した最新機種に買い替えるメリットは大きいです。
長期的に見れば、買い替えコストは電気代・水道代の節約で回収できる可能性があります。
環境にも優しく、家計にも優しい選択として、省エネ性能の高い機種への買い替えを検討してみましょう。
4.洗濯機を長持ちさせるための使い方とメンテナンス

定期的な洗濯槽クリーニングの重要性
洗濯槽には皮脂汚れや洗剤カスが蓄積し、カビが発生しやすい環境です。
月に1回程度、洗濯槽クリーナーを使った洗浄を行うことで、カビの発生を防ぎ洗濯機を清潔に保てます。
洗濯槽にカビが繁殖すると、洗濯物に黒いカスが付着したり、嫌なニオイの原因になったりします。
さらに、カビが本体内部に入り込むと部品の劣化を早めてしまいます。
定期的なクリーニングは、洗濯機の寿命を延ばすだけでなく、衣類を清潔に保つためにも欠かせません。
糸くずフィルター・乾燥フィルターのお手入れ方法
縦型洗濯機の場合、糸くずフィルターは洗濯のたびにお手入れすることが推奨されています。
フィルターに糸くずやゴミが溜まったままだと、排水の妨げになり故障の原因になります。
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥運転後に毎回乾燥フィルターのゴミを取り除くことが大切です。
乾燥フィルターが目詰まりすると乾燥効率が低下し、モーターに負担がかかります。
フィルターとドラム本体をつなぐ乾燥経路も、定期的に掃除して清潔に保ちましょう。
洗濯物の詰め込みすぎに注意する
洗濯槽に洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯槽に大きな遠心力がかかりモーターなどに負荷がかかります。
洗濯物は洗濯機の容量の7〜8割程度に抑えることが、長持ちさせるコツです。
一般的に、1人の1日分の洗濯物は約1.5kgとされており、4人家族なら約6kgが目安です。
洗濯物が多いときは、無理にまとめて洗わず複数回に分けて洗濯しましょう。
詰め込みすぎは故障の原因になるだけでなく、洗浄力も低下するため、適量を守ることが重要です。
洗剤の適量を守る
洗剤を多く入れすぎると、洗濯機内部に洗剤が残ってカビやニオイの原因になります。
洗剤は取扱説明書に記載された適量を守ることが、洗濯機を長持ちさせるポイントです。
洗剤を多く入れても洗浄力が上がるわけではなく、むしろすすぎ残しの原因になります。
特に高濃度タイプの洗剤は、少量でも十分な洗浄力があるため、使用量に注意しましょう。
適量の洗剤を使用することで、洗濯機への負担を減らし、衣類もきれいに仕上がります。
屋外設置は避ける・専用カバーを使用する
洗濯機を屋外に設置すると、日光や雨風にさらされて本体が劣化しやすくなります。
可能な限り屋内に設置することで、洗濯機の寿命を大きく延ばすことができます。
どうしても屋外に設置しなければならない場合は、専用のカバーをかけて保護しましょう。
直射日光や雨から守ることで、プラスチック部分の劣化や電子部品の故障を防げます。
屋外設置の場合は、定期的に本体を拭いて水気やホコリを取り除くメンテナンスも大切です。
まとめ
この記事では、洗濯機の寿命について詳しく解説してきました。重要なポイントをおさらいしましょう。
- 洗濯機の平均寿命は約10年で、メーカーの標準使用期間は6〜7年
- 部品保有期間は製造終了から6年間で、この期間を過ぎると修理が難しくなる
- 異音、給排水トラブル、脱水・乾燥の不具合などが寿命のサイン
- カビ臭いニオイや焦げ臭いニオイがしたら要注意
- 電源コードやプラグが熱を持つ場合は火災の危険があるため即対処が必要
- 使用年数が6年以上なら買い替えを検討する時期
- 修理費用が新品価格の半額を超える場合は買い替えがお得
- 定期的な洗濯槽クリーニングとフィルター掃除が長持ちの秘訣
- 洗濯物の詰め込みすぎと洗剤の入れすぎは故障の原因になる
- 屋外設置は避け、やむを得ない場合は専用カバーで保護する
洗濯機は毎日の生活に欠かせない家電だからこそ、適切なメンテナンスで大切に使いましょう。寿命のサインを見逃さず、最適なタイミングで買い替えることで、快適な洗濯ライフを送ることができますよ。
関連サイト
経済産業省 製品安全ガイド



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