二人暮らし食費の中央値は5万円!平均7.5万円との違いと理想的な予算の決め方
あなたは「二人暮らしの食費って、みんなどれくらいかけているんだろう」と気になったことはありませんか?結論、二人暮らしの食費の中央値は約5万円、平均は約7.5万円です。この記事を読むことで、中央値と平均の違いや、あなたの世帯に合った理想的な食費の決め方がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.二人暮らしの食費は中央値と平均どちらを参考にすべき?

二人暮らしの食費を考えるとき、中央値と平均値のどちらを参考にすればよいか迷う方も多いでしょう。
実は、より実態に近い指標として「中央値」を参考にすることをおすすめします。
なぜなら、平均値は一部の高支出層によって引き上げられてしまうためです。
ここでは、中央値と平均値の違いを理解し、それぞれのデータから見える二人暮らしの食費の実態を解説します。
中央値と平均値の違いとは
中央値と平均値は、どちらもデータの代表値を示す指標ですが、意味が大きく異なります。
平均値は全データを足して個数で割った値で、極端に高い値や低い値の影響を受けやすい特徴があります。
一方、中央値はデータを小さい順に並べたときの真ん中の値で、極端な値の影響を受けにくいのが特徴です。
たとえば、5世帯の食費が「3万円、4万円、5万円、6万円、20万円」だった場合、平均値は7.6万円になりますが、中央値は5万円になります。
このように、中央値は一般的な家庭の実態をより正確に表す指標といえるでしょう。
二人暮らしの食費の中央値は約5万円
総務省の家計調査データを分析すると、二人暮らしの食費の中央値は月5万円前後とされています。
この金額は、外食も適度に取り入れつつ、自炊を基本にしたバランスの良い生活を送っている家庭に多く見られます。
特に節約志向の高い世帯や郊外・地方に住む家庭では、中央値に近い支出を意識的に実現しているケースが少なくありません。
中央値を基準にすることで、「我が家の食費は高すぎるのか」「無理なく抑えられているか」を判断しやすくなります。
月5万円という金額は、1人あたり2.5万円程度となり、無理なく継続できる現実的なラインといえるでしょう。
二人暮らしの食費の平均は約7.5万円
2024年の総務省家計調査によると、二人暮らし世帯の食費の平均は月7万5,254円となっています。
この金額は、世帯主が60歳未満の勤労者世帯を対象としたデータです。
平均額の内訳を見ると、調理食品(弁当や総菜)と外食費で全体の約40%を占めていることがわかります。
共働き世帯が多い現代では、忙しさから外食や調理済み食品に頼る機会が増えるため、平均額が高めになる傾向があります。
ただし、この平均額はあくまで目安であり、すべての家庭がこの金額を目指す必要はありません。
なぜ中央値と平均値に2.5万円も差があるのか
中央値5万円と平均値7.5万円の間には、約2.5万円もの差があります。
この差が生まれる主な理由は、一部の高所得世帯や外食頻度の高い世帯が平均を引き上げているためです。
たとえば、週に何度も外食をする世帯や、高級食材を好む世帯などは、月10万円以上の食費をかけることもあります。
こうした高支出層のデータが含まれると、平均値は実態よりも高くなってしまうのです。
多くの一般家庭の実態を知りたい場合は、中央値を参考にする方が現実的といえるでしょう。
2.二人暮らしの食費の実態を詳しく解説

二人暮らしの食費は、世帯によってさまざまな要因で変動します。
ここでは、最新データをもとに食費の内訳や、地域・年齢・年収による違いを詳しく解説します。
自分たちの状況と照らし合わせることで、現在の食費が適正かどうかを判断する材料になるでしょう。
最新データから見る二人暮らしの食費内訳
2024年の総務省データによると、二人暮らしの食費7.5万円の内訳は以下のようになっています。
- 穀類(米・パン等):約6,000円
- 魚介類:約5,500円
- 肉類:約7,000円
- 野菜・海藻:約9,000円
- 調理食品(弁当・総菜):約11,500円
- 外食:約10,300円
- その他(飲料・菓子等):約26,000円
最も大きな割合を占めているのが調理食品と外食で、合計約2.2万円となっています。
前年と比較すると、特に外食費が約15%増加しており、物価高騰の影響が顕著に表れています。
自炊を増やすことで、この部分の支出を大幅に削減できる可能性があります。
地域別の食費の違い
食費は住んでいる地域によっても大きく変動します。
関東地方が最も高く、次いで近畿地方・北陸地方・東海地方が続きます。
一方、北海道・中四国・九州・沖縄地方は比較的食費が低い傾向にあります。
都心部では食材費だけでなく外食費も高くなりがちで、地方と比べて月1万円以上の差が出ることもあります。
自分の住んでいる地域の相場を考慮しながら、全国平均だけでなく地域の実態も参考にすることが大切です。
年齢別の食費傾向
年齢によっても食費の傾向は異なります。
総務省のデータを見ると、40代から60代にかけて食費が最も高くなる傾向があります。
これは、収入が安定する年代であることや、健康志向が高まり質の良い食材を選ぶようになることが理由と考えられます。
一方、60代以降は食事量の減少や年金生活への移行により、食費が徐々に下がっていきます。
若い世代では月6万円程度、40〜50代では月8万円程度が平均的な水準となっています。
年収別の食費データ
年収が増えるにつれて、食費も増加する傾向があります。
総務省のデータによると、年収と食費はほぼ比例関係にあることがわかります。
年収300万円未満の世帯では月5万円程度、年収500〜600万円の世帯では月7万円程度、年収800万円以上の世帯では月9万円以上が平均となっています。
ただし、食費が消費支出に占める割合(エンゲル係数)は、年収が高いほど低くなるという特徴があります。
これは、収入に余裕がある世帯ほど、食費以外の支出(貯蓄や娯楽など)に回せる金額が増えるためです。
3.あなたの世帯に合った理想的な食費の決め方

食費の適正額は、世帯によって大きく異なります。
ここでは、あなたの世帯の状況に合わせた理想的な食費の決め方を解説します。
手取り収入を基準にした計算方法や、ライフスタイルに応じた予算設定のコツを身につけましょう。
手取り収入から計算する食費の目安
最も一般的な食費の目安は、手取り収入の15〜20%とされています。
この割合であれば、家計全体のバランスを保ちながら無理なく食費を管理できます。
計算式は「手取り月収 × 0.15〜0.20 = 理想的な食費」となります。
たとえば、手取りが月30万円の場合、食費の目安は4.5万円〜6万円となります。
家賃と食費を合わせて手取りの50%以内に収めることができれば、生活費全体のバランスが良い状態といえるでしょう。
手取り別の具体的な食費シミュレーション
手取り収入別の具体的な食費の目安を以下に示します。
- 手取り20万円:食費3万円〜4万円
- 手取り25万円:食費3.75万円〜5万円
- 手取り30万円:食費4.5万円〜6万円
- 手取り35万円:食費5.25万円〜7万円
- 手取り40万円:食費6万円〜8万円
- 手取り45万円:食費6.75万円〜9万円
- 手取り50万円:食費7.5万円〜10万円
共働きの場合は二人の手取りを合算して計算します。
たとえば、それぞれの手取りが20万円と25万円なら、合計45万円の15〜20%で6.75万円〜9万円が目安となります。
この範囲内に収まっていれば、食費のかけすぎを心配する必要はないでしょう。
共働きと片働きで変わる食費の考え方
共働きと片働きでは、食費に対する考え方を変える必要があります。
共働き世帯では、時間的余裕がないため外食や調理済み食品の割合が高くなりがちです。
そのため、食費の目安は手取りの18〜20%程度と、やや高めに設定しても問題ありません。
一方、片働き世帯では自炊の時間を確保しやすいため、手取りの15%前後を目標にすると良いでしょう。
どちらの場合も、二人で話し合って「外食は週に何回まで」といったルールを決めることで、無理なく予算を守れます。
ライフスタイルに合わせた予算設定のコツ
食費の予算設定では、自分たちのライフスタイルを考慮することが最も重要です。
外食が二人の楽しみや趣味になっているなら、無理に削る必要はありません。
その代わり、他の娯楽費や交際費を抑えるなど、家計全体でバランスを取ることを心がけましょう。
また、食事の価値観は人それぞれ異なります。
オーガニック食材や無添加食品にこだわりたい場合は、食費が高くなっても構いません。
最初の数ヶ月は柔軟に調整しながら自分たちの食費の傾向を掴み、そこから本格的に予算化するのがおすすめです。
4.二人暮らしの食費を無理なく抑える節約術

食費を抑えたいと思っても、無理な節約はストレスになり長続きしません。
ここでは、二人暮らしの食費を無理なく抑えるための具体的な節約術をご紹介します。
どれも今日から始められる簡単な方法ばかりですので、できるものから取り入れてみてください。
家計簿アプリで食費を見える化する
節約の第一歩は、現状を正確に把握することです。
家計簿アプリを使えば、レシートをスマホで撮影するだけで自動的に記録できます。
MoneyForward、Zaim、OsidOriなどの人気アプリには、カテゴリー自動分類機能が備わっています。
二人でアカウントを共有すれば、リアルタイムで家計状況を把握し合える点も大きなメリットです。
食費を「食材」「外食」「飲料」などに分類して分析することで、どの項目が予算オーバーの原因になっているかが一目でわかります。
週1回のまとめ買いで無駄を減らす
食費を抑えるには、週1回のまとめ買いが効果的です。
毎日買い物に行くと、つい余計なものを買ってしまいがちです。
まず1週間分の献立を考えてから買い物リストを作成し、それに沿って購入するようにしましょう。
スーパーの特売日や値引きのタイミングを把握しておくと、さらに節約効果が高まります。
買い物は週末の夜がおすすめで、閉店前の値引きシールやクーポンを活用できます。
自炊と外食のバランスを最適化する
二人暮らしの食費のうち、約40%が調理済み食品と外食費で占められています。
自炊を増やすことが最も効果的な節約方法ですが、完全に外食をやめる必要はありません。
「平日は自炊、週末は外食」「残業した日は総菜を活用」など、二人でルールを決めて無理なく続けることが大切です。
外食費は別枠で予算を取っておくと、罪悪感なく楽しめます。
コンビニは便利ですが割高なので、なるべくスーパーで買い物をする習慣をつけましょう。
作り置き・冷凍保存を活用する
忙しい平日でも自炊を続けるには、作り置きと冷凍保存の活用が欠かせません。
週末に数日分の料理をまとめて作っておけば、平日の調理時間を大幅に短縮できます。
肉や魚、野菜などは安い時にまとめ買いして冷凍保存しておくと、食材を無駄にすることもありません。
カレーやシチュー、ハンバーグ、餃子などは冷凍保存に適しており、作り置きメニューとして人気です。
冷凍保存する際は、小分けにして日付を書いておくと管理しやすくなります。
二人で協力して続けられる仕組みづくり
食費の節約を成功させるには、二人で協力する仕組みづくりが重要です。
役割分担を決めて、一方が買い物担当、もう一方が調理担当などと分けると負担が偏りません。
定期的に話し合いの機会を設けて、予算の見直しや献立の相談をするのも効果的です。
節約をゲーム感覚で楽しむのもおすすめで、「今月は目標金額を達成できたら外食しよう」といった目標を立てると、モチベーションが高まります。
ストイックになりすぎず、楽しみを取り入れながら柔軟に調整する姿勢が、長く続けるコツです。
まとめ
本記事の重要ポイントをまとめます。
- 二人暮らしの食費は中央値5万円、平均7.5万円で、中央値の方が実態に近い
- 中央値と平均値に2.5万円の差がある理由は、一部の高支出層が平均を引き上げているため
- 理想的な食費は手取り収入の15〜20%が目安
- 食費の内訳では調理食品と外食が約40%を占めている
- 地域・年齢・年収によって食費の傾向は大きく異なる
- 共働き世帯は外食が増えやすいため、やや高めの予算設定でも問題ない
- 家計簿アプリで食費を見える化することが節約の第一歩
- 週1回のまとめ買いで無駄な支出を減らせる
- 自炊と外食のバランスを最適化することが重要
- 二人で協力して楽しみながら続けることが成功の鍵
二人暮らしの食費は、自分たちのライフスタイルや価値観に合わせて設定することが最も大切です。
無理な節約でストレスを溜めるのではなく、二人で話し合いながら、楽しく続けられる方法を見つけてください。
毎月の家計をしっかり把握しながら、無理なく、でも着実に、理想の暮らしを目指していきましょう。
関連サイト
総務省統計局 家計調査
https://www.stat.go.jp/data/kakei/



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