メルカリの支払い方法でPayPayは使える?利用手順と手数料を完全解説

あなたは「メルカリでPayPayを使って支払いたい」と思ったことはありませんか?結論、メルカリではPayPayは利用できません。この記事を読むことでメルカリで使える支払い方法と、PayPayの代わりになるお得な決済方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.メルカリの支払い方法でPayPayは使えるのか?

メルカリでPayPay決済は利用不可

2025年11月現在、メルカリではPayPay決済を利用することができません。

PayPayは多くの店舗やサービスで使える便利なスマホ決済アプリですが、残念ながらメルカリの支払い方法には対応していないのが現状です。

メルカリアプリ内の支払い方法選択画面を見ても、PayPayの選択肢は表示されません。

メルカリでPayPayが使えない理由

メルカリでPayPayが使えない背景には、企業間の競合関係があります。

PayPayはソフトバンクグループが運営するサービスである一方、メルカリはNTTドコモと業務提携しています。

通信業界ではソフトバンクとドコモはライバル関係にあるため、競合他社のサービスを自社プラットフォームに導入することは戦略的に難しいのです。

そのため、メルカリではPayPayではなく、d払いなどドコモ系のキャリア決済に対応しています。

コンビニ払いでもPayPayは利用できない

「メルカリの商品をコンビニ払いにして、コンビニでPayPayを使えばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、メルカリのコンビニ払いで使えるのは現金のみとなっています。

ただし例外として、ファミリーマートではFamiPayが一部利用可能です。

コンビニのレジでPayPayなどのQRコード決済を使うことはできないため、注意が必要です。

2.メルカリで使える支払い方法の全種類

手数料無料の支払い方法一覧

メルカリでは手数料がかからない支払い方法が複数用意されています。

手数料無料で利用できる支払い方法は以下の通りです。

• クレジットカード払い(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、Discover対応)
• メルペイ残高払い(売上金やチャージした残高で支払う)
• チャージ払い(銀行口座から直接支払う、実質デビットカード払い)
• メルペイスマート払い(後払い、翌月まとめて支払い)
• Apple Pay(iPhoneユーザー向け、登録済みのクレジットカードで決済)
• ポイント利用(メルカリポイントやdポイントを使う)
• キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い)

これらの方法なら、購入金額以外の追加費用がかからないためお得です。

手数料がかかる支払い方法一覧

一方で、以下の支払い方法には手数料が発生します。

• コンビニ払い:支払い金額に応じて100円~880円
• ATM払い(ペイジー):支払い金額に応じて100円~880円

コンビニ払いとATM払いは便利ですが、少額の買い物でも最低100円の手数料がかかってしまいます。

頻繁にメルカリを利用する方は、手数料無料の支払い方法を選ぶことで節約できます。

各支払い方法の利用限度額と特徴

各支払い方法には利用上限額が設定されています。

主な支払い方法の上限額を表にまとめました。

高額商品を購入する場合は、クレジットカード払いやメルペイ残高払いが適しています。

3.PayPayの代わりにおすすめの支払い方法

クレジットカード払いが最もお得な理由

メルカリで最もおすすめの支払い方法はクレジットカード払いです。

クレジットカード払いをおすすめする理由は以下の3点です。

手数料が完全無料であることに加え、カードのポイントが貯まるため実質的に割引で買い物ができます。

例えば還元率1%のクレジットカードで1万円の商品を購入すれば、100円分のポイントが貯まります。

さらに、購入手続きがスムーズで、カード情報を一度登録すれば次回以降はワンタップで決済できます。

メルカリでは最大5枚までクレジットカードを登録できるため、用途に応じて使い分けることも可能です。

メルペイ残高・チャージ払いの活用方法

メルペイ残高払いは、メルカリの売上金やチャージした残高で支払う方法です。

メルカリで商品を出品して得た売上金を、そのまま購入代金に充てることができるため、現金を使わずに取引を完結できます。

また、チャージ払いを利用すれば、銀行口座から直接支払うことができ、実質的にデビットカード払いと同じ使い勝手になります。

チャージ払いの最低金額は3,000円からで、メルペイ残高へのチャージは1,000円から可能です。

本人確認を完了すると、売上金を有効期限なしで保管でき、1日あたり最大100万円まで利用できるようになります。

d払いやキャリア決済でスマホ決済する方法

PayPayが使えない代わりに、メルカリではd払いなどのキャリア決済が利用可能です。

キャリア決済とは、月々のスマートフォン料金とまとめて支払える便利な決済方法です。

メルカリで使えるキャリア決済は以下の3種類です。

• d払い(ドコモユーザー向け、dポイントも貯まる・使える)
• auかんたん決済(auユーザー向け)
• ソフトバンクまとめて支払い(ソフトバンクユーザー向け)

特にd払いは、クレジットカードやdポイントでの支払いも選択でき、dポイントを貯めることができるため、ドコモユーザーには非常にお得です。

キャリア決済の上限額は契約内容によって異なるため、各キャリアのマイページで確認しましょう。

メルペイスマート払い(あと払い)の仕組み

メルペイスマート払いは、当月の利用分を翌月にまとめて支払える後払いサービスです。

手元に現金がないときでも商品を購入でき、支払いは翌月1日から末日までの間に行えます。

清算方法は以下の3つから選べます。

• 自動引落し(6日、11日、16日、21日、26日から選択、手数料無料)
• メルペイ残高払い(手数料無料)
• コンビニ/ATM払い(支払い金額に応じた手数料が発生)

メルペイスマート払いを利用するには、銀行口座の登録または本人確認が必要です。

計画的に使えば便利なサービスですが、使いすぎには注意しましょう。

4.メルカリの支払い方法を設定・変更する手順

購入時の支払い方法選択画面の使い方

メルカリで商品を購入する際、支払い方法は購入手続き画面で選択します。

基本的な手順は以下の通りです。

購入したい商品ページで「購入手続きへ」ボタンをタップします。

購入手続き画面で「支払い方法」の項目をタップすると、利用可能な支払い方法の一覧が表示されます。

希望する支払い方法を選択し、必要に応じてポイント利用の有無を設定します。

内容を確認して「購入する」ボタンをタップすれば、購入が完了します。

クレジットカード情報の登録方法

クレジットカードを支払い方法として使うには、事前にカード情報の登録が必要です。

登録手順は次の通りです。

メルカリアプリの「マイページ」から「支払い方法」を選択します。

「クレジットカードを追加」をタップし、カード番号、有効期限、セキュリティコード、名義人を入力します。

「追加する」ボタンをタップすると、カード情報が登録されます。

iPhoneユーザーの場合、Apple Pay経由でも支払いが可能で、Walletアプリに登録済みのクレジットカードをそのまま利用できます。

支払い方法を途中で変更する際の注意点

購入手続き後に支払い方法を変更したい場合、基本的には変更できません。

メルカリでは購入が確定した時点で支払い方法も確定するため、変更するには一度取引をキャンセルして再度購入する必要があります。

ただし、支払い期限内であればキャンセルは可能です。

コンビニ払いやATM払いを選択した場合、支払い期限は購入日を含めて3日間です。

この期間内に支払いがない場合、自動的に取引がキャンセルされ、出品者に迷惑をかけてしまうため注意しましょう。

確実に支払える方法を最初から選択することが大切です。

まとめ

この記事の重要なポイントをまとめます。

• メルカリではPayPay決済は利用できず、コンビニ払いでもPayPayは使えない
• メルカリとPayPayの企業間の競合関係が、非対応の理由となっている
• メルカリでは13種類の支払い方法が用意されており、多くは手数料無料で利用可能
• 最もお得なのはクレジットカード払いで、手数料無料でポイントも貯まる
• PayPayの代わりにd払いなどのキャリア決済やメルペイ残高払いが便利
• コンビニ払いとATM払いには100円~880円の手数料がかかる
• メルペイスマート払いを使えば、翌月まとめて後払いができる
• 支払い方法は購入手続き時に選択し、購入後の変更は基本的にできない

メルカリでPayPayが使えないのは残念ですが、クレジットカード払いやd払いなど、お得で便利な支払い方法がたくさん用意されています。あなたのライフスタイルに合った支払い方法を選んで、メルカリでのお買い物を楽しんでくださいね。

関連サイト

• メルカリ公式ガイド – 各種支払い方法:https://help.jp.mercari.com/guide/categories/6/
• メルカリ公式サイト:https://jp.mercari.com/