ホワイトリカーの代用に使えるお酒7選|果実酒や梅酒作りに最適な選び方
あなたは「梅酒や果実酒を作りたいのにホワイトリカーが手に入らない」と困ったことはありませんか?結論、ホワイトリカーの代用にはウォッカや焼酎(甲類)など、アルコール度数35度以上で無味無臭のお酒が最適です。この記事を読むことで、目的に合った代用酒の選び方や使い方がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.ホワイトリカーの代用になるお酒の選び方

果実酒作りに適したお酒の3つの条件
果実酒作りに適したお酒には、重要な3つの条件があります。
1つ目は高いアルコール度数です。
果実から水分が出るため、アルコール度数が低いと雑菌が繁殖しやすくなります。
2つ目は無味無臭であることです。
お酒自体に強い風味があると、果実本来の香りや味わいを損なってしまいます。
3つ目は糖分や添加物が含まれていないことです。
余計な成分が入っていると、果実酒の仕上がりに影響を与えたり、保存性が下がったりする可能性があります。
これらの条件を満たすお酒を選ぶことで、ホワイトリカーに近い品質の果実酒を作ることができます。
アルコール度数は35度以上が基本
果実酒作りでは、アルコール度数35度以上のお酒を使用することが基本です。
酒税法では、自家製果実酒を作る際にアルコール度数20度以上のお酒を使用することが義務付けられています。
ただし、20度ギリギリでは果実から出る水分でアルコール度数が下がり、腐敗のリスクが高まります。
安全に長期保存するには、35度以上のアルコール度数が推奨されます。
ホワイトリカーは通常35度なので、代用する際も同等以上の度数を選びましょう。
アルコール度数が高いほど殺菌効果が高く、果実の成分もしっかり抽出できます。
無味無臭のお酒が代用に向いている理由
無味無臭のお酒が果実酒作りに向いている最大の理由は、果実本来の風味を最大限に引き出せるからです。
ホワイトリカーは非常にクリアな味わいで、どんな果実とも相性が良いのが特徴です。
代用するお酒に強い香りや味があると、果実の繊細な風味が隠れてしまいます。
たとえば、梅酒を作る際に風味の強い焼酎(乙類)を使うと、芋や麦の香りが梅の香りと混ざってしまいます。
ウォッカや焼酎(甲類)のようなクセのないお酒を選ぶことで、果実の個性を活かした果実酒が完成します。
ただし、あえて個性のあるお酒を使って、オリジナルの風味を楽しむ方法もあります。
糖分や添加物が入っていないものを選ぶ
果実酒作りでは、糖分や添加物が含まれていないピュアなお酒を選ぶことが重要です。
すでに糖分が入っているお酒を使うと、果実と砂糖のバランスが崩れて甘すぎる仕上がりになります。
また、添加物が入っていると化学反応を起こしたり、保存性が悪くなったりする可能性があります。
蒸留酒は基本的に糖分や添加物が含まれていないため、果実酒作りに適しています。
- ウォッカ
- 焼酎(甲類)
- ジン
- ラム酒(ホワイトラム)
- ブランデー
これらのお酒は蒸留の過程で不純物が取り除かれているため、安心して使えます。
購入時はラベルをよく確認し、シンプルな原材料のものを選びましょう。
2.ホワイトリカーの代用に使えるお酒7選

ウォッカ|クセがなく果実の風味を引き立てる
ウォッカは、ホワイトリカーの代用として最もおすすめのお酒です。
無味無臭でクセがなく、どんな果実とも相性が良いのが特徴です。
アルコール度数は通常40度前後で、果実酒作りに十分な度数があります。
特に梅酒やレモン酒など、果実本来の風味を楽しみたい場合に最適です。
スミノフやアブソルートなど、スーパーでも手に入りやすい銘柄が多数あります。
価格もホワイトリカーと同等か、やや高めの1,000円〜2,000円程度です。
初めてホワイトリカーの代用を試す方には、ウォッカを強くおすすめします。
焼酎(甲類)|コスパ重視の方におすすめ
焼酎の中でも甲類焼酎は、コストパフォーマンスに優れたホワイトリカーの代用品です。
甲類焼酎は連続式蒸留で作られるため、クセが少なくクリアな味わいが特徴です。
アルコール度数は25度のものが多いですが、35度の製品も販売されています。
果実酒作りには必ず35度以上の甲類焼酎を選びましょう。
大五郎や鏡月などの銘柄が有名で、価格は500円〜1,000円程度と非常にリーズナブルです。
大量に果実酒を作りたい方や、コストを抑えたい方に最適です。
ただし、乙類焼酎(芋焼酎や麦焼酎)は個性が強いため、代用には向きません。
ジン|ハーブ系の果実酒に相性抜群
ジンは、ボタニカル(植物由来の香り)が特徴のお酒で、ハーブ系の果実酒作りに最適です。
ジュニパーベリーを主体とした爽やかな香りが、柑橘類や香草と相性抜群です。
アルコール度数は40度前後で、果実酒作りに十分な度数があります。
レモン酒、ライム酒、ハーブを加えた複雑な果実酒などに向いています。
ビーフィーターやボンベイサファイアなどが代表的な銘柄です。
価格は1,500円〜3,000円程度で、やや高めですが個性的な果実酒が楽しめます。
ジンの香りが好きな方や、一味違った果実酒を作りたい方におすすめです。
ラム酒|南国フルーツとの相性が良い
ラム酒、特にホワイトラムは、トロピカルフルーツを使った果実酒に最適です。
ホワイトラムはクセが少なく、ほんのり甘い香りが特徴です。
アルコール度数は40度前後で、果実酒作りに適しています。
パイナップル酒、マンゴー酒、バナナ酒など、南国系の果実と相性抜群です。
バカルディやキャプテンモルガンなどが有名な銘柄です。
価格は1,000円〜2,000円程度で、比較的手に入りやすいお酒です。
エキゾチックな風味の果実酒を楽しみたい方におすすめです。
ブランデー|高級感のある果実酒が作れる
ブランデーは、高級感のある芳醇な果実酒を作りたい方におすすめです。
ブドウを原料とした蒸留酒で、華やかな香りとコクが特徴です。
アルコール度数は40度前後で、果実酒作りに十分な度数があります。
特にベリー系(いちご、ブルーベリー、ラズベリー)との相性が抜群です。
ヘネシーやレミーマルタンなどが有名ですが、果実酒作りには手頃な価格のブランデーでも十分です。
価格は1,500円〜5,000円以上と幅広く、予算に応じて選べます。
特別な日のための贅沢な果実酒を作りたい方に最適です。
泡盛|沖縄ならではの個性的な仕上がり
泡盛は、沖縄の伝統的な蒸留酒で、独特の風味が楽しめる代用品です。
米を原料とした蒸留酒で、まろやかでコクのある味わいが特徴です。
アルコール度数は30度〜43度と幅広く、果実酒作りには35度以上のものを選びましょう。
シークヮーサー酒やパイナップル酒など、沖縄らしい果実酒作りに向いています。
久米仙や残波などが代表的な銘柄で、価格は1,000円〜2,000円程度です。
泡盛特有の風味が果実酒に加わるため、個性的な仕上がりを楽しめます。
沖縄の雰囲気を楽しみたい方や、一風変わった果実酒を作りたい方におすすめです。
スピリタス|アルコール度数96度の最強の代用品
スピリタスは、アルコール度数96度という世界最高クラスの度数を誇るお酒です。
ポーランド産のウォッカで、ほぼ無味無臭のため果実酒作りに適しています。
度数が非常に高いため、果実の水分で薄まっても十分な殺菌効果を保てます。
そのまま使うこともできますが、水で40度程度に薄めて使用することも可能です。
価格は1,500円〜2,500円程度で、少量で済むためコスパは良好です。
取り扱いには注意が必要で、火気厳禁、直接飲まないなどの配慮が必要です。
長期保存したい果実酒や、腐敗が心配な方におすすめです。
3.代用する際の注意点とよくある失敗

アルコール度数が低いと腐敗のリスクがある
アルコール度数が低いお酒を使うと、果実酒が腐敗する危険性が高まります。
果実から水分が出ることで、お酒のアルコール度数がさらに下がります。
アルコール度数20度未満になると、雑菌が繁殖しやすくなり、カビや異臭の原因になります。
必ず35度以上のお酒を使用し、果実の量にも注意しましょう。
果実を入れすぎると水分が多く出て、アルコール度数が大幅に下がります。
一般的には、お酒1リットルに対して果実300〜500g程度が目安です。
保存中に濁りや異臭を感じたら、すぐに廃棄してください。
風味の強いお酒は果実の味を邪魔する
香りや味の強いお酒を使うと、果実本来の風味が損なわれてしまいます。
特に焼酎の乙類(芋焼酎、麦焼酎、米焼酎など)は個性が強く、果実酒には不向きです。
ウイスキーやテキーラなども独特の風味があるため、代用には適していません。
クセのない甲類焼酎やウォッカを選ぶことで、果実の繊細な味わいを楽しめます。
ただし、あえて個性的なお酒を使って、オリジナルの果実酒を作る楽しみ方もあります。
その場合は、お酒の風味と果実の相性をよく考えて選びましょう。
初めて作る方は、まず無味無臭のお酒から始めることをおすすめします。
梅酒に日本酒や焼酎(乙類)を使うのはNG
梅酒作りに日本酒や焼酎の乙類を使うのは避けましょう。
日本酒はアルコール度数が15度前後と低く、果実酒作りには不向きです。
酒税法でも、アルコール度数20度未満のお酒での果実酒作りは禁止されています。
焼酎の乙類(芋焼酎、麦焼酎など)は風味が強すぎて、梅の繊細な香りを邪魔します。
梅酒には、ホワイトリカー、ウォッカ、甲類焼酎(35度以上)を使いましょう。
これらのお酒なら、梅本来の爽やかな香りとまろやかな甘みを引き出せます。
初めて梅酒を作る方は、ウォッカが最も失敗が少なくおすすめです。
保存容器の消毒を必ず行う
果実酒作りで最も重要なのが、保存容器の徹底的な消毒です。
容器に雑菌が残っていると、どんなに良いお酒を使っても腐敗の原因になります。
消毒方法は以下の手順で行います。
- 容器を中性洗剤でよく洗い、水ですすぐ
- 熱湯をかけて消毒する(ガラス容器の場合)
- アルコール(度数の高いお酒や消毒用エタノール)で拭く
- 完全に乾燥させる
特に蓋の裏側や容器の角など、洗い残しやすい部分は念入りに消毒しましょう。
果実も流水でよく洗い、キッチンペーパーで水気を完全に拭き取ってから使います。
清潔な環境で作業することが、美味しい果実酒作りの第一歩です。
4.目的別|ホワイトリカー代用のおすすめの組み合わせ

梅酒を作るならウォッカか焼酎(甲類)
梅酒作りには、ウォッカまたは焼酎の甲類(35度以上)が最適です。
梅の繊細な香りと爽やかな酸味を引き出すには、クセのないお酒が必要です。
ウォッカは無味無臭で、梅本来の風味をそのまま楽しめます。
焼酎の甲類も同様にクリアな味わいで、コストパフォーマンスに優れています。
標準的な梅酒のレシピは以下の通りです。
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:500〜800g
- ウォッカまたは甲類焼酎(35度以上):1.8リットル
梅のヘタを取り、清潔な容器に梅、氷砂糖、お酒の順に入れて保存します。
3ヶ月ほどで飲めますが、半年〜1年寝かせるとまろやかになります。
いちご酒にはブランデーやラム酒
いちご酒には、ブランデーやホワイトラムがおすすめです。
いちごの甘酸っぱい風味と、ブランデーの華やかな香りが絶妙にマッチします。
ホワイトラムを使うと、トロピカルな雰囲気の大人な味わいになります。
いちご酒のレシピは以下の通りです。
- いちご:500g
- 氷砂糖:150〜200g
- ブランデーまたはホワイトラム:700ml
いちごはヘタを取って洗い、水気をしっかり拭き取ります。
清潔な容器に材料を入れ、冷暗所で保存します。
1ヶ月ほどで飲み頃になり、早く楽しめるのも魅力です。
レモン酒にはウォッカやジン
レモン酒には、ウォッカやジンが最適です。
レモンの爽やかな酸味と香りを活かすには、クリアなウォッカが定番です。
ジンを使うと、ボタニカルな香りが加わり、より複雑な味わいになります。
レモン酒のレシピは以下の通りです。
- レモン(無農薬または国産):5〜6個
- 氷砂糖:200〜300g
- ウォッカまたはジン:900ml
レモンはよく洗い、皮をむいて輪切りにします(皮を入れると苦みが出るため)。
清潔な容器に材料を入れ、冷暗所で保存します。
1週間ほどで飲めますが、1ヶ月寝かせると味が馴染みます。
高級果実酒を作りたいならブランデー
贅沢で高級感のある果実酒を作りたい方には、ブランデーを強くおすすめします。
ブランデーはブドウを原料とした蒸留酒で、芳醇な香りとコクが特徴です。
ベリー系(いちご、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー)との相性が抜群です。
ブランデーを使った果実酒は、特別な日のおもてなしや贈り物にも最適です。
価格は高めですが、手頃なブランデーでも十分に美味しい果実酒が作れます。
- VS(熟成2年以上):1,500円〜2,500円程度
- VSOP(熟成4年以上):3,000円〜5,000円程度
- XO(熟成6年以上):5,000円以上
果実酒作りには、VSクラスで十分です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- ホワイトリカーの代用には、アルコール度数35度以上で無味無臭のお酒が最適
- ウォッカは最もおすすめの代用品で、どんな果実とも相性が良い
- コスパ重視なら焼酎の甲類(35度以上)を選ぶ
- アルコール度数が低いと腐敗のリスクがあるため注意が必要
- 梅酒にはウォッカか甲類焼酎、いちご酒にはブランデーやラム酒が最適
- 個性的な果実酒を作りたいなら、ジンや泡盛を試してみる
- 保存容器の消毒は必須で、清潔な環境で作業することが大切
- 糖分や添加物が含まれていないピュアなお酒を選ぶ
- スピリタスは度数96度で長期保存に適しているが、取り扱いに注意
ホワイトリカーが手に入らなくても、適切な代用品を選べば美味しい果実酒が作れます。
ぜひこの記事を参考に、あなただけのオリジナル果実酒作りに挑戦してみてください。
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